空港には仮店舗のようなマクドナルドがあった。小さなカウンターで客の注文を聞き、会計を済ませると、どこへやら電話して注文内容を伝えるのである。すると、裏方で調理していたであろう店員があらわれて、客にハンバーガーの入った袋を渡すというシステムだ。ここで軽く食べ、20:00出発のSQ149便シンガポール行きに乗る。持ち込み手荷物から、行きがけに買ったワイルドターキーの残りを出し、機内食についていたミネラルウォーターで割って飲んだ。
シンガポール空港へは22:30に到着。福岡行きの出発までかなりあるので、土産物屋を回って時間をつぶし、映画館やトランジットホテルも覗いたが、時間の合うものがない。そこで空港案内に載っていた
Quiet Areas という所に行った。ここにはリラックスできる長椅子があってお金もかからない。椅子が空くのを待って横になり、しばらく眠った。
SQ990便福岡行き出発便のアナウンスがあったので、早めに搭乗口へと向かう。なぜか乗客は座席のクラスと座席番号順にきっちりと分けられ、我々はほとんど最後の方で機内に案内された。
さすがに夜中の1:30出発ともなると、もう酒は配りに来ない(言えばくれるらしいが・・・)ので、座席画面のTVゲームをして時間をつぶした。やっとウトウトしかけると朝食で起こされて、シャケの塩焼き弁当みたいな機内食を食べた。
無事、福岡空港に到着したのは朝8時。荷物を受け取り、手続き等を済ませ、ここでふた手に別れた。ニョーボ河野は何と今から会社で仕事である!一方、ダンナ河野はそのままタクシーで自宅に戻り、爆睡したのであった。