特別企画! THE WAY TO DUBAI
ドバイへの道〜現地渡航編

2章 A city within a city〜ジュメイラの都

こで今回の滞在予定について、ちょっと予告編。まず全行程5日間のうち、最初の3日間はジュメイラビーチ、残り2日間をデイラ地区(ドバイクリーク右岸)で過ごします。デイラ地区で宿泊するホテルは「シェラトン・ドバイ・クリーク」。なお、ジュメイラビーチでは初日、2日目とマディナ・ジュメイラ(出発準備編第5章を参照)の「ダル・アル・マシャフ」に宿泊、そして3日目のホテルについては見てのお楽しみ!(もうバレバレかな?)

ドバイ国際空港に到着

月14日(金)、ドバイ国際空港へは1時間半も早い午前3:30に到着しました。写真で見たことのある宇宙基地みたいな空港は、中から見るとひたすら距離があります。2階の長い廊下を歩いて長い「動く歩道」に乗り、また歩いて歩道に乗ります。海外ではこういう動く歩道やエスカレーターなどは、日本とは逆に右に立ち、急いでいる人やせっかちな人が左側を追い越して行きます。1階は出発ロビーになっていて、乗り継ぎの人たちがソファに寝そべっています。床にうつぶせになって、行き倒れのような格好で寝ている人もいます。

ついにドバイへやって来ました! 長い廊下を歩きます

Money Exchange(両替所)に着いたのは4時くらいでした。ニョーボ河野が空港のいろいろなことを調べている間、ダンナ河野がここで日本から持ってきたお金のうち10万円を両替しました。ところが計算を間違えて、2つ窓口があるうちのレートが高い(つまり損な)方で両替してしまい、大ショック!この時10万 Japanese Yen は、現地通貨で2,884ディルハムになったので、1ディルハムが34.7円とかなり割高です。

しかしその後の入国審査では我々ビジネスクラスの乗客は、Fast Trackという優先的に通れるゲートで受付をしてもらえます。並ぶ必要もなく実にスムーズ、荷物もあっという間に出てきて、すぐ受け取れました。なお、今までいろんな国に行きましたが、「愛想の良い入国審査官」などというものに遭遇したことがありません。ドバイでもご同様、こちらを見もせずに Where are you from? 「どちらから?」と聞かれ、 From Japan. 「日本から」と答えました。「パスポート見りゃわかるだろ?」とも思いますが、この質問はこの先どこへ行ってもされますので覚悟しておきましょう。係の兄ちゃんは大げさなアクションで「タン・ターン!」とハンコを押し、無事に入国審査を通過。続く荷物検査でも中身を開けられたりせず、フリーパスで無罪放免となりました。

日本人もちらほら エミレーツ銀行の外貨両替所

早暁のシェイクザイド・ロード ◇

日と2日目に予約している「ダル・アル・マシャフ」はジュメイラのヴィラタイプのホテル。空港を歩いていると「Jumeirah」のカウンターが目に入ったので、ホテルへはどうやって行けば良いのか聞きに行きました。すると、「あなた方はビジネスクラスだから、そこのEmirates Chauffeur Driveのカウンターに行き、チケットの半券を見せればタダで送迎してくれますよ、サー。」とのことでした。さっそくそこに行き、半券を見せます。その後けっこう待たされ、フォードのワゴンに案内されました。自腹タクシーなら60ディルハムくらいかかるでしょう。けっきょく荷物を積んで出発したのは朝の5:00、こんな時間にホテルについて何とかなるものなのでしょうか。日本で予約した際のジュメイラからのメールでは、「早い時間のチェックインができるかは保証できませんが、なるべく努力いたします」とのことでしたが・・・。

さて、我々を乗せた車はまだ夜も明けやらぬ空港を出発しました。ドバイの街の中は朝もやにけむっていて、何がどうなっているのか良く見えません。空港を出て最初に目に入ったのは、シェイク・モハメッド首長の巨大な写真が掲げられたビル、ドバイに来たんだなぁ・・・確かに。次にアール・マクトゥーム橋を渡り、ワールド・トレード・センターを過ぎて、シェイク・ザイード・ロードを走ります。しばらく行くと左前方に2本の向かい合ったカッターナイフの刃みたいなものが見えてきました。エミレーツタワーです、次第に大きくなってきて、下から見上げるともの凄い高さです。次に途中で2股に分かれたような形のホテル、デュシット・ドバイも確認。こうした高層ビル群を抜け、またしばらく走ると右手にボヤーっと、巨大な白い帆のような形が見えてきます。やっと会うことが出来ました、バージュ・アル・アラブです。

エミレーツタワーなのだ! アル・カサルに案内される

アル・カサルへ入城 ◇

は少し走ると右折して検問所を抜け、マディナ・ジュメイラの敷地内に入りました。目の前に何頭もの馬のオブジェが並び、お城のような大きな建物が迫ってきました。マディナ・ジュメイラの中心部にあるホテル「アル・カサル(アル・カスル)」です、ここで車を降りました。ダル・アル・マシャフはヴィラ形式のホテルなので、このアル・カサルで受付を済ませ、宿泊するヴィラに移動してチェックインするのです。
みごとな調度品の並ぶ広い部屋に通され、椅子に座っておしぼりやドリンクを手にしばらく待ちます。ダンナ河野は本当に自分が今アル・カサルにいるのが信じられず、感動して鳥肌ぶつぶつ状態。担当してくれたサミュエル・L・ジャクソン似の大男は部屋の中央にある大きなデスクに座り、しばらくあちこちに電話をかけた後、我々のところに戻ってきました。何とすぐに部屋に入れるばかりか、部屋をアップグレードしてくれるそうです。日本で予約した時点ではダル・アル・マシャフの「アラビアン・サマーハウス」というリゾートビューのヴィラでしたが、「ガルフ・サマーハウス」という海寄りのヴィラに替えてくれました。(マディナ・ジュメイラの見積もり例はこちら!

の地図がマディナ・ジュメイラの全体図です。クリーク(水路)の周りに建っているオレンジ色の印がついたヴィラがアラビアン・サマーハウス、海側にあって紫色の印がついた建物がガルフ・サマーハウスです。そして赤い矢印のついているのが、我々の宿泊する1号ヴィラで、ミナ・サラームのすぐ近くにあります。この矢印を180度ひっくり返した方向にバージュ・アル・アラブが見えます。



ガルフ・サマーハウス ◇

屋へはアブラ(水上タクシー)に乗ってクリークを行くのかと思っていましたが、「バギー」といわれる電動のカートに乗せられて移動しました。ヴィラは2階建てで、1階の入り口にバトラー(執事)の詰め所と、噴水のあるきれいな中庭があります。バトラーに連れられて2階の部屋に案内されました。驚くほどたくさんの緑に囲まれており、バルコニーからはクリークが見えます。
ちなみにガルフ・サマーハウスはいろんな向きに部屋があり、建物のまわりにヤシの木がたくさん立っているので、必ずしもオーシャンビューというわけではありませんが、海寄りに建っているのでビーチへのアクセスが便利です。どうしてもオーシャンビューにしたい場合は、少し高いですが指定することも出来ます。


とにかく60平方メートル以上といわれる部屋の広さにびっくり!落ち着いた色使いで、おしゃれな作りの飾り窓や家具、調度品があり、雰囲気は抜群です。きれいな写真の載った地元の雑誌が置いてあり、何種類もの新聞が毎朝配達されます。テレビをつけると、マディナ・ジュメイラをCGで紹介する番組を繰り返し放映しており、見ていて飽きません。

Al Qasr Hotel - Madinat Jumeirah - Jumeirah Dubai(YouTube動画):whereisdubai(英語)
 (注:音声が出て、新しいタブで動画が開きます)



部屋のカギは、直径5〜6cmくらいでカジノのポーカーチップみたいな形をしており、これをセンサーにかざして開錠します。照明スイッチの横には、「Do not disturb」と「Make up room」のスイッチがあり、ドアを開けなくても係の人に意思表示ができます。

これがルームキー 邪魔しないでね 体重もガラス張り

午前7時、さっそく散歩に出ましたが、今は真夏のオフシーズン。時差ボケに加えて気温45℃超、湿度約100%に挫折。部屋へ戻ってひとっ風呂浴びることにしました。ガラス戸で囲まれたシャワー室があり、これとは別に大きなバスタブが部屋の中にあります。ハーブの入浴剤がことのほか気持ち良く、バスタブにのんびりと浸かっていると極楽気分で、もう動くのがイヤになります。洗面所も広々としており、可愛らしいデザインのアメニティが並んでいます。大きなクローゼットや収納スペースがあり、荷物をその中にまとめておくことができたので、部屋も散らかりません。


ニョーボ河野は部屋に備え付けのFAXで、日本と留守中の業務連絡をしています。洗面所には600ミリリットルという微妙な単位のジュメイラSTILL WATER(ミネラル・ウォーター)が2本あって無料。ウイスキーをこれで割って少し飲み、お昼寝タイムにします


それにしてもここの布団とまくらは実に寝ごこちが良くて、起きたときにはすでに6時間もたっていました。気持ちが良くて布団から出たくありませんが、これでは一日が終わってしまいます。さっそく水着に着替えて、プライベートビーチに出ることにしました。


ワイシャツセットバーゲン会場



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