2月25日 目覚めると別世界
7:30にモーニングコールで目を覚ました。窓を開けると、太陽が昇った景色は昨夜とはまったくの別世界である。花と緑がいたるところに満ちあふれ、初めて聞くような鳥のさえずりがきこえる。このホテルの名前になっている「パドマ」とは、蓮を意味する言葉である。その名の通り、敷地内のあちこちには美しい蓮池がみられる。また、ここでは定期的に消毒を行っているらしく、滞在中に野外で蚊や虻などの害虫に悩まされることは一度もなかった。 |
朝食はバイキング形式で、フルーツも肉もどっさりである。「さあ食べなさい、皆食べなさい」と言わんばかりだ。料理を作る人が常駐しているので、たのめばその場にないものまで作ってくれる。ここでは、チキンフライドライス(焼き飯)、ソーセージ、スクランブルドエッグ、バナナのフライ、グレープフルーツジュース、コーヒーなどを腹いっぱい詰め込んだ。部屋へ戻る小道を歩いていると、ホテルの従業員がにっこり笑って
Good morning!・・・「いただきます」風に合掌した、タイやインドのような挨拶だ。最初のうちは慣れなくてとまどったが、あまりの素敵な笑顔と、何度もこれが続くのとで、こちらもさわやか挨拶くんに変身してしまう。
それからニョーボ河野は、ラマツアーズのスアスタさんに連れられて、ホテルや結婚式場見学の仕事に出かけた。一方、ダンナ河野はホテルに道路一本で隣接しているビーチに行った。リゾート地はTシャツ、短パン、サンダル履きでどこにでも行けるので、とても気楽だ。貴重品は、部屋に備え付けの暗証番号型金庫に入れておけばよい。これは4桁の番号を入れてCloseボタンを押すだけのものなので、金庫の鍵を持ち運ぶ必要もなく、大変便利。ビーチはたくさんの物売りや、貸しパラソル屋がいて声をかけてくるが、シーズンオフのせいか一般の客はまばらだった。
|
その後、部屋で着替えてプールに行く。ここでは、チェックイン時に渡されるタオル引換券を持って受付に行くと、大きなタオルを渡してくれる。帰りには使用済みタオルと交換で、タオル引換券をまた返してくれるので、何度でもプールに行けるのだ。
プールは深くて水が澄んでおり、緩やかな流れがあって気持ちよい。綺麗なお姉さんもたくさんいたので、見栄を張ってバタフライなどで泳いだりする。泳ぎ疲れると、タオルを長椅子に敷いて寝転がり、リゾート気分を思う存分味わった。 |
プランニングツアー |