特別企画! THE WAY TO DUBAI
ドバイへの道〜現地渡航編


10章 Burj Al Arab 〜アラブの塔(中編)

界最高峰を誇るバージュ・アル・アラブ、その外見とロビーにも圧倒されましたが、部屋はどのような感じなのでしょうか。何しろ全室がメゾネットタイプの2階建てスイートで、一番狭い部屋でも170平方メートルの広さ。海の上に建っているから当たり前だけど、全室パノラマサイズのオーシャンビュー・・・。思わず期待に胸が高鳴ります。


デラックス・スイート ◇

ジア系映画俳優のような雰囲気の若いバトラーA君に案内され、部屋の中に入りました。BAAのバトラーはみな、しっぽの長い真っ黒な燕尾服(Tail coat)を身にまとっています。文句のつけようのない正装ですが、あーもう見るからに暑そうです。しかし高級ホテルにありがちな慇懃(いんぎん)無礼な感じはまるでなく、とても気さくで親しみやすい雰囲気の人たちでした。


さて、部屋は1階がリビングルーム、2階がベッドルームとバスルームになっています。部屋は想像していた以上に広くて天井が高く、驚くほどの明るさです。ドアのすぐ左には2階へ上る大理石階段があり、部屋への入口にはギリシャの神殿のような柱が何本も立っています。


リビングルームに入って時計回りに部屋を見渡すと、まず左手に金と黒を基調とした小さなテーブルと、寝転がるのにちょうど良い大きさの長椅子があります。左奥に進むと花の活けられた長テーブルと、雑誌の置かれたガラスの丸テーブルがあって、壁には船の絵が飾られています。そして巨大な窓から外を眺めると、海の向こうで建設中のあれは、ザ・パーム・ジュメイラです!


側にはもう一つ丸テーブルがあって、花とランプが置かれており、大きなソファーには本当に10人くらい座れそうです。マディナ・ジュメイラでもそうでしたが、四角いクッションの角を立てた状態でずらっと並べるのがドバイ流なのでしょうか。部屋の右奥の壁にも絵が2枚飾られており、絵の右側にはひと際目立つ金ぴかの42インチプラズマディスプレイがあります。バトラーA君の話によると、誰かが部屋のチャイムを鳴らすと、このディスプレイに訪問者の姿が映し出されるので、リモコンを使ってドアを開錠すれば良いとのこと。なお、窓の電動カーテンもこのディスプレイ用リモコンで開けることができるそうです、後でさっそく試してみよう。



ディスプレイの横には4人掛けの木製テーブルがあり、隣にはバーカウンターがあります。テーブルやカウンターの上にはウェルカム・フルーツやワインが置いてあって無料。もうすでに氷を入れられたバケットまで置いてあります。カウンター下の冷蔵庫を覗いてみると、やはり中身はどれも目が飛び出るほどの値段でした。日本では2,000円足らずのボンベイサファイア(ジン)が何万もするし・・・、お酒買ってきといて良かったー。


ーカウンターの横には電話とチェックインのための書類とラップトップ・パソコンの置かれたデスクがあります。もちろんインターネットは無料で使い放題。デスクの横にはFAX兼プリンタがあり、パソコンの周辺機器やインスタントカメラなど(有料)を置いた棚があります。そして部屋を一周して終点部、つまりドアのすぐ右横には落ち着かないくらい広い、床が大理石で出来たトイレがありました。さて、1階はひと通り見終わったので、今度は階段を上がって2階へ向かいます。


映画の1シーンのようなゴージャスな階段を上っていくと、天井から可愛いシャンデリアが下がっています。このシャンデリアはなかなか凝っていて、壁に掛け時計を映し出すようになっています。うーむ、しかしどうせここまでやるのなら、文字盤はローマ数字じゃなくてぜひアラビア語の数字にして欲しかったなぁ。

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