特集! ロケ地:パラオ
第7章 パラオ・プランテーション・リゾート 前編 |
パラオでPPRといえば通常パラオ・パシフィック・リゾート(Palau Pacific Resort)のことを指します、こちらはいわば海のPPR。一方、パラオにはもう一つ山のPPRともいうべき、同じ頭文字のリゾートがあります。それがパラオ・プランテーション・リゾート(Palau
Plantation Resort)です。「自然との調和」をテーマに、3年余の時間をかけて原生林を切り拓き、すべて手作りで築いたのだとか。パレイシア・ホテルのある市街中心部から車で10分弱の距離にありながら、ジャングルとタロイモ畑に囲まれ、マングローブの森のかなたにロックアイランドの連なる海を望むという、まさに大自然の隠れ家的リゾートです。 ※Address:P.O.Box 1722, Koror, Republic of Palau 96940 http://www.palau-resort.com/ Google Earth の座標はこちら→ 7°20'7.40"N 134°28'37.26"E |
地図提供:ベラウツアー様 全体地図はこちら→JPG(242kb) PDF(467kb) |
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◇ 天然素材のリゾート ◇ リゾートだ!まぎれもなく南国リゾートにやってきました・・。豊かな緑に包まれた敷地内でバスを降りると、アバイというパラオの伝統建築物を模した建物が並んでおり、入口近くの壁にはびっしりとパラオ固有の絵文字が描かれています。建物の素材はアバイに習って葉や竹、木材を使用しており、ヤシ葺きの三角屋根で覆われています。 |
◇ ロックアイランドビュー・コテージ ◇ 係のきれいなお姉さんに連れられて今回見学させてもらったのは、女優の田中律子さんも泊まったという、ロックアイランドビュー・コテージです。一棟ずつ独立型となっているので、階段を上り、靴を脱いで部屋に上がります。味わい深い木目の壁と、シーリングファン(天井扇)つきの高い天井に囲まれた広さ70㎡の部屋は、木製・藤製の家具で統一されています。 |
テラスに出るとジャングルの緑とロックアイランドの風景が広がり、ゴロ寝スペースもあります。うーん、ここに寝転がって日がな一日のんびりしたい・・と誰もが思ったはず。お姉さんが「ハネムーンやカップルには特におすすめのお部屋ですよ~」というだけあって、大きなダブルベッドには、ハネムーン仕様の可愛らしいベッドメイクが施されています。 |
これは日替わりで毎日異なるパターンになるそうですが、この日はハート形の折り目に沿って、真っ赤なハイビスカスの花が並べられていました。そしてやはりハイビスカスの浮かべられた半露天風呂。田中律子さんも初日はこの半露天風呂には戸惑ったそうですが、目の前がタロイモ畑とジャングルだからということで、2日目以降は思いっきり裸で楽しんだのだとか。「蚊は出ませんか?」と聞くと、「朝と夕に虫除け対策用の薬を散布しているので殆ど気になりませんが、夜になるとゲッコーが出ますよ」、「ゲッコー?・・・」。 |
ゲッコー(Gecko)とは、いわゆるヤモリのこと。大きな目と愛嬌のある顔で、夜になると壁をちょろちょろと這い回る小型の爬虫類です。英語ではウォール・リザード(wall lizard/壁トカゲ?)とも呼ばれます。話はまたまたそれますが、さいとう・たかを先生の劇画、ゴルゴ13の中で「守宮(ウォール・リザード)の盗聴」という作品がありました。ちなみにヤモリとイモリを混同している人がいますが、イモリ(サラマンダー)は主に水中を棲みかとする両生類。ヤモリは「家守(守宮)」、イモリは「井守」と漢字にしてみるとイメージが湧くかもしれませんね。 |
部屋の案内を終えた我々に、お姉さんがにっこり笑って「今度はぜひ、スイートハート(彼女)と一緒に来てくださいね~」と言いました。それを聞いたバイザシー組の誰かが、「ボクのスイートハートになってよぉ」と哀れな声でつぶやくのが背後で聞こえました。 |
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