特別企画! THE WAY TO DUBAI
ドバイへの道

5章 マディナ・ジュメイラ〜アラビアの水の都

バイの代表的ビーチリゾートであるジュメイラビーチを空から眺めてみましょう。ザ・パーム・ジュメイラが大きな椰子の葉を広げていて、根元にはロイヤルミラージュやメリディアン、リッツ・カールトンなどの高級ホテルがずらっと並んでいます。そして海岸線に沿ってしばらく北上するとバージュ・アル・アラブの白帆が海上に浮かび、ビーチにはジュメイラビーチ・ホテル(ねじれ三角の建物)が建っています。このジュメイラビーチ・ホテルとザ・パームとの間の海岸線沿い、約40ヘクタールという広大な土地にマディナ・ジュメイラは造られています。



「ジュメイラの都」を意味するこの複合リゾート施設には、クリークと呼ばれる水路が引かれ、伝統的なアラビア建築が並んでいます。ここには3つの豪華リゾートホテル、国際会議場、屋外円形劇場、スパ、フィットネスクラブ、プール、レストランなどがあります。また、ドバイにはスーク(souq)と呼ばれる伝統市場があり、デイラ地区の「ゴールド・スーク」と言われる貴金属店や「スパイス・スーク」などが有名です。ここマディナ・ジュメイラにも「スーク・マディナ・ジュメイラ」があって、伝統的な町並みを保ちながらも、一歩中に入れば店内も歩道も冷房が入っていて、快適に買い物が楽しめるようになっています。



ところで、今回のプランニングツアーのドバイ行き、果たしてどのホテルに泊まったものか?・・・
「バージュ・アル・アラブに一泊くらい泊まりたい!」という気持ちはもちろんあります。また、このマディナ・ジュメイラにも行く予定ですので、ここのホテルのどれかに泊まろうと思っています。なお、敷地内のホテル宿泊者は、マディナ・ジュメイラのクリークを行き来するアブラ(水上タクシー)に自由に乗れるそうです。

そこで今回はマディナ・ジュメイラが誇る、2004年8月にオープンしたてのピッカピカ高級リゾートホテル、「ミナ・サラーム」、「アル・カサル」、「ダル・アル・マシャフ」を紹介します。ドバイの話をしていると感覚がマヒしてきますけど、もちろんすべて政府認定の5つ星ホテル。


◇ ミナ・サラーム(ミナ・アッサラム) Mina A'Salam ◇

「平和の港」を意味する異国情緒たっぷりのホテルです。宮殿を思わせる美しい外観と、アンティーク風の家具で統一された落ち着いた室内は50平方メートル以上の広さがあってゆったりしています。292室ある客室がすべてビーチに面しており、眺めの良さではピカイチ。バルコニーからはアブラの行きかうクリークとバージュ・アル・アラブの浮かぶアラビア湾を一望できます。静かでくつろいだ滞在を満喫できそうなホテルですね。


◇ アル・カサル(アル・カスル) Al Qasr ◇

ラビア語でお城や宮殿を意味するAl-Qasrは、スペイン語ではAlcazar。かつて14世紀スペインにおいて、ドン・ペドロ1世がイスラム様式の「アルカサル」という美しい城をセビリアに建設しました。青池保子先生の未完の名作「アルカサル-王城-(※1)」を思い出します。



名前もカッコイイけど、外見もお城のように堂々としていて王様気分です。マディナ・ジュメイラの中心部に位置しており、豪華な雰囲気の客室は広さ55平方メートル以上。中東最大のスパといわれるシックス・センシズ・スパ(※2)や前述のミナ・サラームも同じ敷地内にあるので、あちこち遊びに行けそうです。下写真で海に突き出しているのは、シーフードレストラン「ピアシック(Pierchic)」。アル・カサルのプールエリアから桟橋を5分ほど歩いた海上にあって、最近すごい人気のおしゃれな地中海料理レストランです。

陸側からアル・カサル正門、プール、ピアシック 海側からビーチ、プール、クリーク、アル・カサル

◇ ダル・アル・マシャフ Dar Al Masyaf ◇

統的なアラビアのサマーハウスをイメージした、「夏の別荘」という意味のホテルです。ミナ・サラームやアル・カサルとは全く違うヴィラタイプで、クリークの周りに点在しています。ホテルのロビーから部屋へは、敷地内のクリークをアブラに乗って移動します。アラビアの伝統建設様式「ウインドタワー」を取り入れた煙突のような2階建ての建物で、中庭と専用プールがついています。エキゾチックで落ち着いた雰囲気の部屋で、広さは60平方メートル以上あり、マディナ・ジュメイラで最も贅沢なホテルといえるでしょう。


というわけで、マディナ・ジュメイラではどこに泊まって、ホテルはどうだったのか。そしてバージュ・アル・アラブには果たして泊まれたのか・・・?。これらは帰国後にばっちり報告しますのでお楽しみに!


※1(後記):秋田書店「プリンセスゴールド」にて、「アルカサル-王城-」は前後編読み切りにてついに完結。宿敵エンリケ・デ・トラスタマラが我らがカスティリア王ドン・ペドロに宣戦布告、ついに両者が雌雄を決するのか。しかし歴史上の結末を知っている者としては読みたいような、読みたくないような・・・。

※2(後記):シックス・センシズ・スパは2007年にマディナ・ジュメイラから撤退。現在はタリーズ(Talise)・スパが営業しています。26の部屋数を有し、各種豪華トリートメント・コース以外にも、プライベート・ジムやヨガ・スタジオ、ペディキュア/マニキュアステーション、ベジタリアン・レストランなども併設されています。

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