王侯たちの晩餐


チャックダンスの帰り道、サヌール地区(地図)にあるアヨディア・レストランに行った。ここへ「リスタフェルスタイル」と呼ばれる、インドネシア料理を食べに行くのである。「リスタフェルスタイル」とは、オランダが植民地経営を始めた頃のジャワ島における、イスラムの王侯(サルタン)たちの豪華な晩餐を再現したものだそうな。レストランに入ると、まずガラス越しに舞台をみることができるようになっている個室に案内され、料理の内容や説明を書いた小冊子をもらった。料理は、まず木の実の揚げ煎餅やほうれん草の揚げ物といった添え物と、各種調味料が出てきた。ここで、すっかりお気に入りになったアンカー・ビールを注文。カレー風味チキン・スープから始まり、とうもろこしと大豆のココナッツ和えの前菜へと続く。ビールが減ると、係の人がすぐに注ぎにくる。

しばらく民族舞踊を見ながら食事をしていると、スポットライトに照らし出された8人の女性が舞台に登場した。彼女らはインドネシアの民族衣装に身を包み、料理の入った皿を持っている。「あれって、もしかして我々の所に来るのだろうか?」と2人でウワサをしていたらまさにその通り。彼女らは
一列に並んで部屋に入ってきて、メインディッシュを次々とよそってくれるのだ。まさに往時を偲ぶ王侯貴族の気分!

王侯気分なのだ! つめないと写真に入りきらないのだ!

ャワ伝統料理のメインディッシュが、大皿の中央に盛られたご飯の周囲に並ぶ。内容は、牛肉のジャワ風煮込み、エビのインドネシア風ソース、白身魚のチリソース、インドネシア風焼き鳥のピーナッツソース、じゃがいもと小エビの煮込み、揚げ豆腐のゆで卵添え、さやいんげんともやしの炒め物といったもの。『凄く美味い!』というわけではないが、日本人にも違和感がなくて楽しめる。せっかくだから料理を運んできた女性達と記念撮影をすることにした。カメラにおさまり切らないので、身振り手振りしながら日本語で「もっとつめて〜」と言うと、笑顔で真中に寄ってくれた。腹いっぱい食べた後は、デザートに白玉のココナッツ和えとジンジャーティーが出て、さわやかな気分でレストランを後にした。


でホテルへ戻ると、夜のプールに行った。バーはもう閉まっていたが、プールはライトアップされていて、ライトに浮かぶ水面がことのほか美しい。緩やかな流れがあるので、波紋がキラキラと光って夜光虫のいる海みたいだ。日本みたいにやれ飛び込むな、プールサイドを走るな、などとうるさくないのも良い。プールから上がると、部屋へ戻ってシャワーを浴び、明日の計画などを練って酒を飲む。明日はダイビングだ!

 ガーデン・サイトなのだ!

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