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海外挙式&旅行体験記

VOL.30 西様ご夫妻のモルディブ〜ダイビング三昧なのだ!
〜 HIDEHISA & WAKAKO in 楽園 〜

6月7日

飛行機に乗り遅れそうになる夢を見た。朝5時起床、自宅を出発。乗り遅れずに福岡を出発。成田空港は、SARS対策の為みなマスクを付けた異様な空間と思っていたが、マスクをしている人は少なかった。

成田からスリランカ航空でコロンボまで9時間、乗り換えてマ−レまで1時間半、長い長い移動の始まり・・・。サリーに似た民族衣裳を着たスチュワーデスと、機内の音楽がエスニックな雰囲気をかもしだす。胸ワクワク。機内ではハネムーンケーキのサービスもあり、これが意外と美味しかった。

午後9時過ぎ、ようやくマーレに到着する。すごい風と荒波の中をドーニ(船)で揺られ45分、『ヴァドゥー・アイランド・リゾート』に到着。夜で海の色も景色もわからず、その日はシャワーを浴びて就寝。

明日、起きて窓を開けると、そこには楽園が広がっているのかなぁと、期待を胸に…

楽園1日目
朝、天気が悪い、雨季とはこんなものなのかな?と思ったらすぐに晴れ間が。海の色は透明度抜群のバスクリン色。今回泊まったのは水上コテージで室内にガラステーブルがあり、朝食のパンを魚にあげるのが日々の日課になった。
ハウスリーフ内でチェックダイブ、透明度は雨季の為いつもより悪いらしいが魚はいっぱい。チェックダイブもOKが出て、午後からはボートでポイントへ。やっぱり透明度は悪かったが、マダラトビエイやイソマグロが見られて、ゆったりダイビングを楽しんだ。

ヴァドゥの客は、どうやらオール日本人。今回は、ダイバーも少なく二人だけの殿様ダイブだ!コテージに戻る途中、桟橋の下に小さなサメの子どもが4〜5匹泳いでいた。ちょっと興奮。ここは、ハウスリーフでも色々見られて楽しい。じわじわとモルディブに来た実感が沸いてきた。

楽園2日目
朝食後、ダイビングの時間まで水上コテージでのんびり過ごし、可愛くてブサイクなキヘリモンガラ(「モンモン」と命名)に朝食の残りのパンをごちそう。しかし、他の魚にとられてなかなかパンを食べられない、まったくどんくさいモンモン。水上コテージの周りでシュノーケリングをしようと試みたが、モンモンが近寄ってくるため断念…あの分厚い唇と強そうな歯を見ると恐ろしく、一緒に泳ぐ気にはなれない。

水上コテージには、アフタヌーンティーのルームサービスがあり、ティーと一緒におやつを持ってきてくれる。ダイビング後の休憩には嬉しいサービスだ。
夕方、イルカを探しに散歩をしたが、どうやら時間が遅く、見逃してしまったようだ。

今回の楽園ダイビングの目標を立てる。『ナポレオン』『イルカ』『マンタ』をみること!

楽園3日目
 やっと快晴になった。空の色も海の色も今までになく明るい!
今日は、6時に起きてイルカを見に行った。おじさんが餌付けのパンをくれた。たくさんの魚が集まってきた。『ナポレオン』も来るという。なかなか見当たらないので場所を移動すると、ナポレオンが水面下にゆっくりと現れた。結構大きかった。停泊している船の下には、ヨスジフエダイの群れ、そしてギンガメアジが渦を巻いていた。こんなに近くで陸上から見られるなんてスゴイ!!残念ながらイルカは通らなかった。
 
朝食後、ボートダイビング。準備をしていると、「イルカがいる」との声。行ってみるとイルカが群れをなし、ジャンプしながら通って行くのが見えた。少し遠かったけど、感動。



午前のダイビングは、ボートで『キャニオン』という地形のきれいなポイント。さっそくナポレオンに会えた。そして、めちゃめちゃたくさんのキンギョハナダイやウメイロモドキ、ムスジコショウダイの群れを見た。午後からは、タイマイが多く出没するという『ヘルメットリーフ』。透明度は悪く、少し流れがあったが、魚影は濃かった。そして、浮上直前、タイマイに会えた。
今日は、2つの課題を達成!残すは、『マンタ』だ。

楽園4日目
朝の散歩を終え、レストランに向かうとすごい雨が降り出した。真黒なあつい雲に雷、スコールだ。案の定、午前のボートダイビングは行き先変更。ボートで約5分の所となった。少し流れがきつかったが、魚影は濃く地形もダイナミック。何と言ってもソフトコーラルは、最高に綺麗だった。ナポレオンにも遭遇、モルジブアネモネフィッシュのいるイソギンチャクは鮮やかなブルーで図鑑そっくりだった。午前のダイビングを終えてもまだ10時前だ。ハウスリーフをシュノーケリング。またもやナポレオンを発見。そしてタイマイがゆらゆら流れに身をまかせていた。シュノーケリングだけでも大満足!モルディブって本当にスゴイ。


午後からは、天気も回復し、隣のラグナリゾートのリーフに潜った。出港前、イルカが通るのが見られた。イルカがいると見張り番のおじさんが教えてくれるのだ。このポイントは、地形がとっても綺麗でケーブをくぐったり、神秘的。タイマイを間近で観察し、巨大なナポレオンを発見。透明度は、いまいちながら本当に魚がいっぱい。

帰る途中のボートからは、イルカが色んな所で飛び跳ねるのが見られた。
アフタヌーンティーのサンドイッチとサモサを少し魚におすそ分けして、のんびりと過ごす時間は、本当に極楽だ。テレビも音楽も何もないコテージで波の音だけを聞き、テラスからは、美しい夕陽が見える。みんなテラスで夕陽が沈むのをボーっと見つめていた。あ〜ずっとモルディブに居たい…

楽園5日目
今日でモルディブでのダイビングも最後となった。朝から『マンタポイント』へ出発。ボートで90分のポイントだった。途中、雨雲に覆われ、雨が降っていたが、ポイントについた時には回復の兆し。ボートは私たち2人の貸切り状態で殿様ダイブ。この旅で初めて他のダイビング船と会った。潜降してすぐ、2枚のマンタと遭遇。バリでかい。クリーニングステーションで優雅に舞うマンタに感動。マンタポイントというだけあって、他に珍しいものは少なく再びマンタが来るのをしばらく待ち、最後に1枚のマンタを発見。今度は、かなり近くまで降りてきて目の前をぐるぐるまわっている。スゴイ迫力!!

マンタを見るという課題も達成し、大満足のダイビングを終えた。帰り際には、ボートのすぐそばを通るイルカを見ることができた。とってもラッキーな1日だった。

楽園6日目
モルディブ最終日。レストランでずっと私たちのテーブルを担当してくれたアリサ(?)さんともお別れ。いつものように朝食のオムレツにケチャップをたら〜っとかけてくれる。

最後にハウスリーフでシュノーケリングを堪能して帰るつもりだったが、途中でスコールが降り出し、海はにごり、寒い…早めに切り上げてしまった。コテージが使えるのは12時までだったので夕方のドーニが出る時間まで、島の生き物や生態を案内してくれるフィールドガイドに参加した。これがなかなか面白く、とてもためになった。この島では、ウミガメの保護や調査をしていて昨年は、アオウミガメが産卵に来たそうだ。また、ハウスリーフにジンベエザメが来たこともあるという。歩いて一周するのに5分程の島だったけど色んな生き物を観察しながら1時間以上かけて島を歩いた。島の中心にあるバレーボールコートでは、モルディブ人スタッフがバレーボールの練習をしていた。もうすぐリゾート対抗のバレーボール大会があるらしく、今日は練習試合があるとの事。かなり本格的だ。

今回のモルディブの旅では、色んな生き物に出会うことができたし、大満足だった。今度はぜひ、乾季に行きたいなあ。



<モルディブ/ヴァドゥアイランドリゾートにて>
〜福岡市城南区在住 西様ご夫妻〜

  

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