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☆ 弾丸ツアー in バンコク~世界一な夜景の旅! ☆

第7章 タワー クラブ ラウンジ~ブリーズ編

イヨーク スカイ ホテル。タイで最も高い建造物で、304mあります。ルブア アット ステート タワーからは北北東方面。エアポート・レール・リンクのラチャプラロップ駅(マッカサンとパヤータイの間)の近くで、近所には無数の屋台が立ち並ぶアーケード街、「プラトゥーナム市場」もあります。客室からは角度の関係で見えませんでしたが、屋外レストランのブリーズからは見ることができます。デジカメのズームを最大にしてみると、はるかかなたの右前方に、他の高層ビル群を圧倒する姿がかすんで見えます。


Baiyoke Sky Hotel, Bangkok/View from "Breeze(52nd floor)"

◇ ブリーズ ◇

ラウンジでしばらくくつろいだ後、中央のガラス扉を通ってブリーズへ出てみました。透明ガラス張りの手すりに左右を囲まれた、天空に浮かぶようなスカイブリッジを歩きます。スカイブリッジの先端部は、厚みのある三角形のミラーに、B29のコックピットのようなガラスがはめこまれた斬新なデザイン。左右には客席に降りる階段があります。


 〔lebua HOTELS & RESORTS 公式サイト/Breeze (英語) 〕(新しいタブが開きます)



スカイブリッジ先端部に向かって吸い込まれるように歩いていくと、バンコクの市街中心部を一望できます。窓の手前には安全対策用に透明な壁がありますが、コの字形をしているので窓にはぎりぎりまで近づくことができます。右写真の右上には、バイヨーク スカイ ホテル が見えています。


B29窓に密着して、下を見下ろしたところです。今立っているのは、ステートタワー正面の中心線に当たる場所。写真左上から右下に向けて、首都第二高速道路が走っています。写真右端には、ノボテル バンコク フェニックス シーロムというホテルが見えます。写真右下にわずかに見えるのは、ステートタワーとノボテルの両方にはさまれたシーロム通りです。



スカイブリッジから階段を降りると客席があり、落ち着いた感じの床には、カラフルなバーカウンターが弧を描いていて、周囲にはテーブル席がいくつも並んでいます。ブリーズは間もなく開店するので、テーブルの上にはすでにナプキンやキャンドル、食器類がていねいに並べられています。外側の眺めの良い席は、テーブルと外界を仕切る壁も低く透明で、さらなる恐怖感を演出してくれています。


客席からはチャオプラヤー川のリバーサイドに建つ高級ホテル群を見ることができます。まず下流からさかのぼってみると、シャングリ・ラ ホテル バンコクの、シャングリ・ラ・ウィングが川沿いに建っています。対岸の右側に建っているのは、ペニンシュラ バンコク。全室リバービューの39階建てホテルで、ペニンシュラ仕様のトゥクトゥクや、ホテル専用ボートでの移動を楽しむことができます。

シャングリ・ラの上流には、建物がTの字に向かい合ったような形のマンダリン オリエンタル バンコクがあります。1876年創業の老舗ホテルで、多くの王族や作家、著名人などが定宿として使っていました。中でもタイのシルク王として知られるジム・トンプソンは、一時期共同経営者として客室のデザインまで行っていたそうです。サマセット・モームをはじめとする、4人の作家の名前を冠したスイートを持つ旧館オーサーズウィングのほか、ガーデンウィング、リバーウィングの3棟に分かれています。

シャングリ・ラ ホテル バンコク マンダリン オリエンタル バンコク

さらに上流には、屋上に電波塔の立つ建物が見えてきます(下写真中央)。これはCAT テレコム タワーといって、 タイにおける国際電話とインターネットの通信拠点。次にその上流、白い建物がロイヤルオーキッド シェラトン ホテル&タワーズです。そのまた隣の低い倉庫のような建物は、リバーシティというショッピングセンターで、ディナークルーズの船着場があります。対岸に見える白いビルは、ミレニアム ヒルトン バンコク。屋上にある円盤みたいなものは、32階のTHREE SIXTY BARです。その名の通り360度のパノラマ夜景を堪能しながら、バンドの生演奏も楽しめるというジャズバーです。


◇ ザ ドームとドレスコード ◇

ところで、オーシャン52やブリーズ、63階のシロッコやスカイバーなど、一連のレストランやバーは「ザ・ドーム」とひと括りに呼ばれています。前章でも少し触れましたが、ドレスコードがあるので、特に男性はたとえ暑かろうが、足だのすね毛などは完全に隠さなければなりません。ザ・ドーム内の共通するドレスコードで、まずNGなのは次の通りです。

 1.運動着やスポーツのユニフォーム。
 2.ダメージジーンズのような破れた服。
 3.短パンやノースリーブ(男性のみ)。
 4.スリッパやビーチサンダル、サンダル(女性のサンダルは除く)。
 5.大きなバッグ類(レストランでは保管施設がなく、預かってくれません)。



ダンナ河野は1.の運動着(Athletic Clothing)に抵触しそうなポロシャツを着ていったのですが、エリ付きだったせいか特に何も言われませんでした。海外のレストランやモスクなどに行くと、エリの有無が重視される傾向があるので、何枚かエリつきのものを持っていくと良いでしょう。

客席に降りる階段の下から三角ミラーを見上げると、各スイートルームのバルコニーが美しく映えています(上写真)。スカイブリッジ先端部から、反対側を振り返ってみると、タワー クラブのバルコニーがずらっと並んでいてなかなかに圧巻です。こうした風景も夜はライトアップされるから、さぞ綺麗なことでしょう。さてブリーズからの景色も十分に堪能したので、再びラウンジに戻ることにします。


 〔360°ツアーはこちら (公式サイト/英語) 〕(新しいタブが開きます。右の列上から3番目がBreeze)


ラウンジでは、飲み物を持って来たお姉さんとおしゃべりをしながら現地情報を仕入れます。今夜の夕食をどのレストランにするか迷っていたので相談すると、「マンゴツリーがおすすめよ!」と教えてくれました。シーロム通りをまっすぐ東に行って左に曲がったところで、サイアム ヘリテージというホテルの近くだそうな。よく判らないでいると、窓のところに連れて行かれ、「ほら、あの道を通ってこっちに曲がって・・」と詳しく説明してくれました。うーん、高層ホテルって便利だなあ。



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