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海外挙式&旅行体験記

VOL.37 アレを訪ねて3千里〜仲良し3人組4か国の旅なのだ!

の旅日記は大学生活の締めくくりの卒業旅行として、大学の仲良し3人組で行ったUAE、オーストリア、スイス、イタリアへの旅日記です。イタリアからの留学生で3人と友達のアレッサンドロ君の家を最後の目的地として、4か国を旅してきました。

3月28日 福岡→関空→
よいよ始った卒業旅行。最後の思い出をたくさん作るべく昼過ぎに福岡を旅立ちました。大阪での乗り継ぎ待機時間は近くのアウトレットショップで。もう、これからの旅を考えると自然とウキウキしてしまいます。夜、エミレーツ航空の飛行機に乗っていざドバイへ。


3月29日 UAE<ドバイ>
初はオーストリアへの乗り継ぎのためだけに行く予定だったドバイ。河野さんの強烈なプッシュに洗脳された僕達はここで1泊することに。到着は朝一。ですが時差の関係で充分な睡眠をとった僕らは即観光へ。バージュアルアラブにてドレスコードにひっかかり門前払い。黒人のアメフト選手のような守衛につまみ出されました。仕方なくとぼとぼと建物を回って海を見ようとすると今度はプライベートビーチだって。どーせ貧乏人ですよっ!(ノд`)

そこからまたぐるっとわまって一般人用のビーチへ。すっごくキレイ!3人ともはしゃいで海水をペットボトルにつめたり足を海水に浸したり。水着を持ってこなかったことを激しく後悔しました。


その後は1時間4,000円とかのボートに乗車。海から見る豪華ビル群もイイもんです。そんなこんなと観光をしているとドバイ滞在の目玉、デザートサファリ。砂漠をジープでラリーみたいに走り回った後、ベースキャンプにてラクダと触れあったりベリーダンスを見たりご飯を食べたりするという、ドライバー付きのオプショナルツアーです。その他にも砂丘でのスノーボード、スナーボードを楽しんだり(無料)、砂漠のコースを一人乗りのバギーにてドリフトさせながら走ることもでき(有料)、大満足。まあ、ごはんはアレでしたけど…

そんなこんなで内容の濃い初日を終えたのでした。


3月30日 
オーストリア<ウイーン>
日目の朝一でドバイを発ちました。向かう先はオーストリアのウイーンです。
昼過ぎに着くこの街は言わずと知れた音楽の都。今年はモーツァルトの生誕250周年で賑わってます。空港からCATという2階建ての電車に乗って市街地へ。ホテルはシュテファン寺院から歩いて5分という超ナイスな場所。そこらじゅうにあるオープンテラスのカフェに目移りしまくりです。

荷物を預けた後、まず向かうのはチケット売り場です。やっぱりウイーンに来たからにはオーケストラだよね!の合言葉の元、その日のコンサートのチケットを買いに行きます。買えるかどうか可能性は半々だったのですが、幸運にも丁度空席が。即購入して夜の予定を決めた後は街の近くを観光。ちょっと郊外まで歩き、ベルヴェデーレ宮殿を見てヨーロッパっぽさに感激。3人ともものすごく観光客してました。

と、そんな感じでウロウロしてたらお腹すいてきました。オーケストラの前にお腹を膨らまそうとガイドブックで見たウインナーシュニッツエルのお店へ向かいます。注文を終えた僕らの前には巨大な豚肉が。結局手分けして食べたものの、3枚中2枚半を終えたところでギブアップ。ちょっとでかすぎでした。


さて、そして本日のメインイベント、コンツェルトハウスでのコンサートです。この日は市民に向けたコンサートだったらしく、普段着でOK。そして指揮者のタクトが振りかざされオーケストラスタート。やっぱり本物はすごいなあ!とよくわからないのに感心してました。…まあ、一人は夢の世界で聞いてたりしたんですけれども。

3月31日 オーストリア<ウイーン>
の日までウイーンを観光。
朝起きてから、夜ウイーンに電車内からお別れするまでめいっぱい観光しました。使う交通手段は地下鉄。ホントは多分切符を買わないといけないのでしょうが、チェックが全くないもんだから、最初以外は無銭乗車。よかったんだろうか…(笑)。見たところは、シュテファン寺院やシェーンブルン宮殿はもちろん、ドナウ川のようなところまで。夕方ウイーンの西駅に向かう頃にはヘトヘトでした。


この日は寝台列車でスイスへ向かう予定なのでスーパーで食べ物や飲み物を買い込みます。そして海外のスーパーの見慣れない品揃えに3人で感激。余分なものまで買い込んで荷物を増やすという旅行初心者なミスをしつつスイスのチューリヒ行き寝台列車に乗り込みました

4月1日 スイス<チューリヒ、クール、ブリッグ>
の日はほぼ一日電車に乗っての移動です。
前日から乗っていた寝台列車がチューリヒに到着後2時間程駅や駅周辺の街を見た後はクールに向けた電車に乗り、クールからはサンモリッツとツェルマットというスイスを代表する2大アルペンリゾートを結ぶ伝統の横断ルート、氷河特急に乗り継ぎます。パノラマカーは予約いっぱいで乗れなかったものの、車窓から見る景色は絶景そのもの。2,000メートルを超える雪の積もった山の中は見ているだけで飽きないほどでした。車内ではドイツから来たという家族ともコミュニケーションしたりと、5時間という長さを全く感じない移動を終え、降りたのはブリッグという街。


この氷河特急は次の日の目的地ツェルマットまで行くのですが、その後イタリアへ向かうのに丁度いい立地だったのでこのブリッグを宿泊先として選択しました。それでホテルに到着したのが夕方くらい。夕食を摂ろうと外出すると、驚愕の事実が。なんと店が全く開いてない(涙)。数少ない店は全て5時に閉まるらしく、仕方なくホテルで食べる事に決定。

メニューは勿論チーズフォンデュ。この旅でベスト3に入る楽しみの一つです。「初チーズフォンデュはスイスで」の合言葉の元、食べずにいたチーズフォンデュを早速注文。……がっかり!すごくお酒臭くて食べられたものではない感じ。そのホテルのがそうなのか、スイスのがそうなのかは判らないのですが、とりあえず僕らの口にはあいませんでした。ショックを受けつつも次の日へ期待を持って床に就きました。

4月2日 スイス<ツェルマット>
の日の予定は一日ツェルマットへ。
滞在地のブリッグからは電車を使ったのですが、まさに「世界の車窓から」な景色に感動。一時間があっというまに過ぎてしまいました。そして着いたツェルマットのカワイイ建物にまたうっとり。ツェルマットはアイガー、グランドジョラスと並び三大北壁のひとつに数えられるマッターホルンの麓町であり、スキーやスノーボードを担いだ人が滞在するリゾート地です。この時期、この街ではウインターシーズン。雪をまとった山々が僕らを迎えてくれました。しかも天気は最高!スキー用のゴンドラを3つ乗り継いで一番高い展望台を目指します。そして、海抜3883メートルから見るマッターホルンの美しいこと!個人的にはこの旅最高の光景でした
(右下写真をクリックすると拡大します)


昼食は3000メートルくらいのロッジで景色を眺めながら。この日はまさに自然を満喫しました。できることならスノーボード持って行きたかったなあ!

4月3日 イタリア<ミラノ>
うとう旅行最後の国イタリアへ。ブリッグを朝電車で出発し、お昼過ぎにはミラノへ到着。荷物を置いた僕らはとりあえず地下鉄を使い観光へ。ミラノと言えばドォーモ。でっかい広場と教会とアーケードを見てイタリアに到着したことを実感しました。他にもいくつか名所を巡ったのですが、イタリアに行く前に行ったウイーンと比較してちょっと見劣りする感じだったのがちょっと残念。
夕食も店選びを失敗しなんともトホホな一日になってしまいました。

4月4日 イタリア<ミラノ>
タリア2日目となるこの日は市内観光とお買い物の予定。本当はレオナルドダビンチの最後の晩餐を見たかったのですが、今年はダヴィンチコードの年ということもあって予約でいっぱいであることを聞かされ断念しました。それならばと向かった先はレオナルドダビンチの博物館。万能の天才と称されるダビンチの作った発明品や設計図を展示しているところで、興味深いものが多数展示してありました。午前中をそこで過ごした僕らはお買い物へ向かいます。というのもオーストリアで色々な名所を回りすぎて観光名所に飽きが来たという理由から。

ブランドのお店に行くのはちょっと苦手な感じなので、街角の雑貨屋さん巡りをします。たくさんのかわいらしいグッズに減っていくユーロ。そのせいで夕食がマクドナルドになるとも知らず…


4月5日 イタリア<ベニス>
ょっと飽きが見えた感のミラノを後にして向かうはベニスです。この後向かうイタリア人の友達とのスケジュール調整の為に急遽滞在を決めたベニス。この街は運河の町として知られ、大きな運河を水上バスが通り、細かい運河にはゴンドラが通っています。ゴンドラは高価すぎて乗ることが出来なかったのですが、水上バスは24時間フリーパスで9ユーロと安かったので移動は水上バスを使いました。見える景色はウイーンやミラノとはかなり違っていて、また別の国に来たような印象を受けました。幅が3メートルくらいしかなく、歩くだけで迷路の中のような感じでワクワク。その脇に並ぶ小さなお店に入りながら歩くだけで楽しくて仕方がありませんでした。

夕食はパスタを食べて感激!でも、向こうってパスタはあくまで前菜なのね。日本みたいにパスタだけ頼んだら可哀相な人たちみたいな目で見られたよ。調子にのってリストランテをハシゴしたら2軒目は外しちゃったしさ…


4月6日 イタリア<ベローナ・リーヴァデガルダ>
の日はイタリアからの留学生アレッサンドロ君との再会です。彼は3月終わりまで日本にいたので、会うのは10日ぶり。待ち合わせはベニスから電車で1時間半くらいの街であるベローナでです。この日は天気が良くなかったのでなんと車で迎えに来てくれました。友達っていいな〜。

そのままベローナを観光します。この街も伝統的なイタリア都市のひとつで、あの有名なロミオとジュリエットの場面となった街でもあります。その他にローマにもあるコロッセオがあったりと見所はなかなか。しかもアレッサンドロ君というガイドが付いて安心して観光できました。


そして観光も終わり彼の実家のリーヴァデガルダへ向かいます。リーヴァデガルダとは「ガルダとの境界」という意味らしく、ガルダ湖という琵琶湖くらいの大きさの湖に面したアルプスのふもとの町です。

夏はこの湖で泳いだりマリンスポーツ、冬はちょっと行ったところでのウインタースポーツというリゾート地。日本で言うところの軽井沢みたいな感じでしょうか。そんなところに生まれてきたなんてなんてズルイと冗談を飛ばしながら彼の家へ。ご両親と弟さんにも歓迎され、とても楽しい夜を過ごす事が出来ました。


4月7日 イタリア<リーヴァデガルダ>
うとう最後の観光の日となったこの日はアレッサンドロ君の運転でのドライブです。イタリアの誇る避暑地リーヴァ周辺をドライブ。本当にひっそりそした田舎の村や、山の中にある小さな湖(冬にはスケートができるとのこと)に連れて行ってもらったり、お土産のワインをスーパーに買いに連れて行ってくれたりと、ほんとによくしてもらえました。


4月8日 イタリア<→ミラノ> →UAE<ドバイ>

4月9日 
→日本<関空→福岡>
うとう帰宅の途につく日が来てしまいました。アレッサンドロ君に駅まで送ってもらい、そこから電車でミラノへ。そしてバスでミラノマルペンサ空港からエミレーツにて出発です。涙の旅行終了。
ほんとに楽しい時間が過ごせたことをプランニングツアーに感謝しながら日本に帰ってきました。

<UAEドバイ・オーストリア・スイス・イタリアにて>
福岡市在住、古賀様ご一行〜

  

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