St.プロバス ウェディング

月6日(日) 朝8時に起きると、とてもさわやかな天気だ。今日はニョーボ河野と共に、新郎新婦のご家族を式場に案内するのである。我々二人はアロハ姿なので、現地係員風でちょうど良いかもしれない。

ーコンエッグとコーヒーの簡単な朝食をとり、タクシーでウェスティンホテルへ行った。ここでMitsu嬢のご家族の方々と合流して4台のタクシーに分乗し、式場のあるヒルトン グアム リゾート&スパへ。今回の旅行は新郎新婦とその参列者という大所帯なので、ウェスティンホテル、オンワードホテル、アルパンビーチタワーの3つのホテルに分宿しているのである。ヒルトンへ到着し、参列者全員がそろうと、今度は専用のトロリーバスに乗って、敷地内にあるセントプロバス ホーリーチャペルへ移動した。


こは2002年4月にオープンしたばかりの新しいチャペルである。ヒルトンホテルの広大な敷地内の最西端にあって、岬の突端に位置しており、目の前は外洋を見渡せるナイス・ロケーションだ。思わずみんな海をバックに記念写真を撮りはじめる。

しばらくして中に入ると、参列者は新郎・新婦側に別れて席に着いた。当初、ジュエリーピローを牧師さんに持って行く役を、新郎の姪であるドレスを着たお人形のような3歳の女の子がやる予定だったのだが、本番直前で気後れしてしまったらしく、もう少し年上のお姉さん(新郎の友人のお嬢さん)がやることになった。右下写真は、幻に終わった貴重なリハーサル風景だ。


場に、いかにも慈愛に満ちた表情の長身の牧師さんが登場。そしてパイプオルガンと、歌手による肉声の歌声の中、おごそかに結婚祝福式が開始されたのである。式の最中は写真・ビデオの撮影が禁止されるので、おとなしく座って待つことにする。さて、チャペルでの結婚式が実際にどのような手順で行われるか、これから結婚式を挙げようと考えている人のために、セントプロバスホーリーチャペルでの場合を、式次第をもとに再現しよう。

入   場
まずは新婦と新婦のお父様の入場である。ここで「ご参列の方はご起立下さい」の案内で全員起立。牧師様からお父様に、二人の結婚の承認が問われるので、新婦のお父様はこれに"Yes I do."と英語で答えるのだ。

☆牧 師 様:Mr.□□(お父様の名前), Do you give this woman to be married to this man? If so answer. "I do"
☆お 父 様:Yes, I do.

祈りの儀式
「全員頭を下げてください」の案内の後、祈りの儀式が行われる。

二人への言葉(神からのお教え)
次に牧師様からお祝いの言葉があり、日本語に通訳される。また、以下のように牧師様から問われるので、新郎新婦は"Yes I do."と英語で答える。牧師様の質問もその場で日本語訳されるので、新郎新婦は訳の後に答えればよい。

☆牧 師 様:Do you accept these responsibilities and enter into the bond of marriage?(あなた方はこれらの義務を受け入れ、結婚の絆を結ぼうとしていますか?)
☆新郎新婦:Yes, I do.

誓いの言葉
ここでスタッフがブーケと手袋を預かり、二人は両手を交互に重ねた状態で牧師様の問いに英語で答える。牧師様の質問の内容はご存知の通り、「貴方は○○を妻(夫)とし、今このときより順境においても逆境においても、富める時も貧しい時も、健やかなる時も病める時も、生涯変わることのない愛と忠実を尽くすことを誓いますか?」といった内容だ。これに英語で、Yes, I do.と答えれば良い。まずは新郎から。

☆牧 師 様:Do you○○(新郎の名前), take△△(新婦の名前), to be your wife, to have and to hold from this time forward: for better or for worse, for richer or for poorer, in sickness and in health, to love and to cherish, for as long as you both shall live? If so answer. "I do."
☆新  郎: Yes, I do.

(新婦も同様に・・・)
☆牧 師 様:Do you△△(新婦の名前), take○○(新郎の名前), to be your husband, to have and to hold from this time forward: for better or for worse, for richer or for poorer, in sickness and in health, to love and to cherish, for as long as you both shall live? If so answer. "I do."
☆新  婦:Yes, I do.


指輪の交換
指輪の交換では、牧師様がゆっくり英語で話すので、その後に続いて英語で述べた後、指輪をはめる。このとき、新郎は右手で指輪を持ち、新婦は左手で指輪を持つ。内容は「私は、あなたと共に生きていきます。この指輪を誓いの象徴としてあなたに捧げます。
☆牧師様の後に続いて:I give you - this ring - as a symbol - of my love - I have chosen you - to share my life - I love you.

キャンドルの儀式

牧師様からの言葉がまずあって、日本語で通訳される。新郎新婦は両脇のろうそくの火を真中のろうそくに移す。点火後はスタッフの合図があるまで、しばらく真中の火を見つめる。

祝福の祈り
左手を前にして重ね、祝福の祈りを行う。祈りが終わったら、次は結婚の宣言。

誓いのキス
新郎新婦はここで向かい合い、新郎はベールを上げて新婦にキス。

結婚証明書サイン
新郎新婦のサインの後、参列者から代表で2名が結婚証明書にフルネームでサインする。日本語でも英語でも可。

退   場
参列者は起立して、拍手でお見送り。

記念撮影
参列者が先に外に出ていて、新郎新婦が式場を出たところをフラワーシャワーで出迎えてお祝い。

こうして式は滞りなく終了し、ケーキカットに続いて、シャンペンで乾杯!皆で記念写真を撮って幕となった。さあ、次は市内観光に出発だ。



 
メール アイコン旅行相談フォーム


ホーム

プランニングツアー

当サイトに掲載されている記事、画像等、各データの無断転載を禁じます  
Copyright(C)2004 PLANNING TOUR All Rights Reserved