恋人岬の変

 
次は市内観光だ。結婚式の飾り付けをしたチャーターバスに、新郎新婦と参列者、その他スタッフの面々が乗って出発。ガイドを務めるマイク某は日本語上手すぎ・・・。何しろ顔がバリバリ欧米人なのに、言葉はネイティブ日本人だからミスマッチこの上ない。

て、グアムといえば恋人岬である。昔々チャモロ人の娘がスペインのお偉いさんと結婚させられそうになり、娘は恋人と一緒にここに逃げてきて、お互いの髪を結び合って身を投げたのだとか。



確かにここから落ちたら助からない、と確信させられる。切り立った断崖の下には、目のさめるようなエメラルドグリーンの海!2人のスキンダイバーが海面を泳いでいて、豆粒のように小さく見える
(※左下の写真をクリックすると拡大します)


まであまり関心が無かったが、なかなか良い所だ。ここで写真を撮り、再び乾杯をして次の目的地へ出発。ところがバスはしばらく走った後、停車して突然バックをし始めるではないか。そして細い道を延々とバックし、Y字路でUターンをした挙句、再び恋人岬へと戻り始めたのである。なんだなんだ?

実はガイドのマイク某の話によると、何と恋人岬で汗だくで写真を撮っていたカメラマン氏がバスに乗り遅れ、そのまま置いてかれてしまったらしいのだ。それは大変。



かし不屈のカメラマン氏(写真左上)は、その後タクシーに乗ってバスを追跡したらしく、どうにか追いついて、無事に次の目的地であるハガニア大聖堂で我々と合流した。カメラマン氏が皆からさんざんに冷やかされたのは言うまでもない。

こハガニア大聖堂バシリカは、まさにグアムの中心地である。17世紀にサンビトレス神父が伝道に訪れた頃、初めて造られたカトリック教会をベースに大きくしていったものだ。相次ぐ天災や戦争で破壊され、現在残っているのは約50年前に再建されたものだそうである。大聖堂には聖母マリア像が祭壇中央に安置されており、何でもグアムに悲しいことが起きると、マリア像が涙を流すとか流さないとか。

々一行がここに到着したときには、大聖堂前の広場でちょうどチャモロのお祭りをやっていた。しかし、ここでは特に大聖堂の中に入るとか、何かを飲み食いするとかいうこともなく、大聖堂をバックに写真を撮るぐらいだった。

・・・マイク某はこのスキに、我々一行の女性の一人から、ちゃっかりと住所なぞ聞いたりしている。仕事しろ!





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