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ケアンズ旅日記 その1

2月8日(金)
 とうとう明日出発。土壇場で必要なT/Cも揃い(大体前日まで用意出来てないって…。結構無茶だよね。)後は荷物を詰め込むだけ。なのに、いつもと同じ様にごろごろして、せっかく買ったガイド本も全然読んでない。本当に明日からケアンズに行くのかな??

2月9日(土)
 朝起きて、気付けば荷物の用意もしていないまま、出発が午後で本当に良かった…。
 とにかく、午前中に急いで荷物を詰めて、慌てて高速バスで福岡空港へ。(慌てすぎてバスの荷物入れのドア開けっ放しで乗ってしまった…。)
 集合時間より1時間近く早く着いたものの、JTBカウンターが開いていたのですぐにチケットを受取ってチェックインを済ませてしまいます。荷物を預けてしまったら、空港内を手ぶらでうろうろ。日焼け止め(クレンジングのおまけつきラッキー!)に水中カメラ・機内用の本を購入。旦那様は文庫の『バイクの整備の仕方』を見つけてご満悦。出発までコーヒーとパンを食べて時間を潰す事に。

 さてさて、初飛行機の旦那様。飛行機に階段で昇るのをイメージしていたらしく(大統領とかが降りてくるあれですね。)通路を通って乗船する事にちょっと、ご機嫌斜め。それでも初めての機内に興味津々のようで、機内誌を読んだりしている間に関空に到着。
 そこから3時間半の待ち時間。荷物は福岡空港から直接ケアンズまで届くので再び手ぶらで関空を回ります。少しだけ買い物をして、ようやく出国ゲートへ。

 日本だけど日本で無い空間で免税店を見てみるものの、ブランド物にもお酒にもタバコにも興味の無い二人にとっては……だったので、コーヒーを飲みつつフライトの時間を待つことに。(そういえば、ブランデーの樽から作ったボールペンだけ買ったね。でも免税は関係ないし…。)
カンタス航空のケアンズ行き。私たちの席は、せっかくの窓際だけど、夜で外は真っ暗。ほとんど何も見えなくって…残念。機体が安定するとすぐに夕飯。ビーフorポークのセレクト。ワインを貰ってご機嫌になりつつ食事を早々に済ませ、オヤスミナサイ。・・・・・・・。ところが長時間のフライトどころか夜行バスにも乗ったことの無い私は思いの他寝付けない。すやすやと眠る旦那を横目に窓の外を見てみると、きれいな星空!!考えてみたら雲の上なんだから、綺麗に決まってるんだけど。いつもとは違う角度のオリオンを見て時間を潰してるうちになんとか眠りについてたみたい。

2月10日(日)
 オーストラリア時間AM4:00。機内の電気がついて、オレンジジュースが配られる。そろそろ下降体制に入るらしい。あたりはまだ真っ暗で気がついたら軽い衝撃と大きな音と共にケアンズに到着。やはりタラップで降りるわけではないことに文句をいう旦那を『国際的VIPになれば』と冷たくあしらいつつ入国審査。至極簡単に通過したものの、次の検疫が大変。トランクを持った人がずらりと並ぶ。ノーチェックの私はするりと横を抜け、お菓子を持ってきていた旦那様はトランクを開けてチェックを受ける。それも終わってドアをくぐるとJTBの文字が飛び込んできた。名前を確認して、担当の池田さんから説明を受ける。同じバスに乗る最期の一人が出てきてようやく出発。空港から町までは本当にあっという間で池田さんの軽快なトークを聞いているうちにバスはそれぞれのホテルへ到着。最後に池田さんが私たちのチェックインをしてくれて、準備完了!!

 早速仮眠を!と思ったもののお腹がすいたのでとりあえず町に出る事に。フロントでT/Cを現金化しようとしたら出来なくって、とりあえずそのままマックに行ってみる。『これ使える?』って聞いたら『NO』やっぱり額面が大きすぎたよう。両替しようにも両替屋はあいていないし…。仕方なく、シャワーを浴びて持ってきていたお茶飲んで仮眠をとりつつ町が動き始めるのを待つ事に。泥のように眠るかと思いきや目覚ましがなる前に自然に目が覚めて。
 仕度をしたらまずは両替商へ。JTBパラダイスカードのおかげで手数料をとられることも無くT/Cを現金化して、町を歩きながら朝食の場を探す。そして見つけたオーストラリア発のお食事はピアの近くのホテル1階にあるカフェ。
英語しか書いていないメニューに少しひるみつつ、スモークサーモンのベーグルサンドとオーストラリアンアイスコーヒーを注文。でてきた何に驚いたって、アイスコーヒーのその姿。パフェでも持ってきたのかと思った。(後日ラトル&ハムで作り方をみたけど、大きなグラスにバニラアイスをたっぷり入れてその上から冷たいコーヒー、さらに牛乳を注いで生クリームをソフトクリーム状態に堆く盛ると、その頂に甘いココアを振りかけて・・・・・。これが現地の普通のアイスコーヒーらしい。)向かいにいるのは旦那だけ。今更おしとやかにする必要もなく大胆にかぶりつく。たっぷりのクリームチーズと良質のスモークサーモン、乾燥トマトの酸味と甘味が最高のハーモニー。あっという間に結構大きなそれを平らげてしまった。

 そうそう、キャップを忘れかけて、店員さんが持ってきてくれた。御礼を言ってる私に旦那が帽子をしっかりとかぶせる様子を見て、お姉さん(とは言っても多分年下…。)に笑いながら『キュート』と言われてしまった。まさか彼女も私が26歳とは思いもよらないでしょうね…。
 とにかくお腹も一杯になったのでケアンズ探検の開始。
 まずはカフェの近くにあるピアマーケットプレイスでお土産を物色。でも今日はとりあえず見てるだけ。しっかりお値段もチェック!!
 一通りみて回って、翌日からのツアーを決めるべく、ネットで調査していた『Ozoneトラベル』に向かう『Oz』はエスプラネード通りのナイトマーケットの直ぐ横にあった。

 人の良さそうなお兄さん(山内さん)がカウンターで暑そうにしている。日本で打出しておいた割引券を持って翌日からのツアーを予約(結局、それ以外にも色々値引きしてもらった!!)。内容・体調etcを考えて山内さんと相談しつつラフティング・キュランダ観光・ダイビング・乗馬の順で決定。30分で連絡がつくからと言う事で、スーパーに行ってみる事に。珍しさも手伝ってマーケット内をぐるぐると回っているうちに、時間だということで何も買わずに『OZ』に再訪。説明&アドバイスを受け、前金を払ってチケットを受取る。お部屋に戻ってチケットを金庫になおしてから、翌朝の朝食を仕入れに再度スーパーへ。ツアー用のバスタオルを2枚と朝食用のサラダ&カフェオレ。ハムなんかを買い込んで、さらに隣りのパン屋でパンを買って、部屋へと戻る。シャワーを浴びて歩きつかれた足をマッサージしてボーっとしてると、丁度夕食時。お店は19時位から混みだすという話を聞いていたので早めに部屋を出る。

 今日の夕飯はJTBの池田さんお勧めの中華料理店。ピアの二階にあって、窓からは桟橋が良く見える。注文は入店前から決めていた『マッドクラブの唐揚げ』それからガイドマップでお勧めされている『福建炒飯』。もう一品を決めかねていると、お店のおじさんから片言の日本語で『前菜は?』と聞かれたので何が一番美味しいか聞いてみることに。おじさんの『一番』はメニューの中で一番安い『中華饅頭』。ビールとよく合うらしい。次はと聞くと『海老巻き揚げ』それも安い奴だから「きっと本気で言っているはず」と二つとも頼んでみる。
 そしたら、本当に美味しくってオーストラリアのビール『VB』によく合う。幸せな気分で食べていると、大きな殻入れと鋏・蟹用スプーン(なんと日本製!!あれって日本人の特許かな??)と共に山盛りのマッドクラブが!!しっかりと詰まった身は軟らかいけど歯ごたえがあって、何より甘い!!生姜と塩の味とも良くあっていて、気がつくと皿は空っぽ。『福建チャーハン』を食べる終わるときには満腹を通り越してた。サッパリさせたいからと『ジャスミンティー』を頼む。それにしても何で中国茶ってお腹がすっと減るのかな??と言う訳で『杏仁豆腐』を一つだけ追加。『とっても美味しかったですよ』の声に支配人笑顔でお見送り。

 その後二人は満腹のお腹を引きずってカジノへと向かう。『洋服で入場制限されたら帰って着替えよう。』と、とりあえず当たって砕けろで行ってみると、ごく普通にハーフパンツで入っていく人達。ちょっと拍子抜けしたものの、童顔の私たちも止められることなく入場。
 せっかく来たのだからと、まずはスロットに挑戦。最初は二人で10$。あっという間に無くなって仕方が無いのでもう20$。限りが無いから崩した20枚の1$硬貨を半分こしてこれっきりだからね。って念を押して、再チャレンジ。さすがに大当たりする訳も無く…。最後にJTBの特典で貰ったチップで一回だけテーブルゲームに挑戦。やさしそうなお姉さんがディーラーのルーレットのテーブルで私が赤にかけてると、横から旦那が黒にかけて…。とりあえず当たったチップを二人の誕生日&結婚記念日の『25』に置いてみる。ボールが止まったのは『22』なんと隣の枠!!掛持ちで置いていたら勝ってたのに…。残念だけどそれで終了。嵌ると大変だからね。それでもゆうに一時間は遊んできたので上等かな??

 それから晩酌用のビールを買いに町をふらふら。結局酒屋が見つかんなくって隣りのコンビニでジュースを買ってご帰宅。
 街角で、エアスプレーで絵を書いている人がいて、ラッセンみたいな絵だったんだけど、書いてるところ見てるだけで楽しかったなあ。(買い損なったんだよね…。日曜日しかいないんだろうね。翌日以降はいなかったから。ほんの20$、あの時買っとけばよかったなあ。)そういえば『OZ』のお兄さん。夜は夜で別のカウンターにもいたなあ。(『OZ』はナイトマーケット付近に二箇所カウンターがあります。)働き者だねえ。



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