☆ ハイパー絶景ツアー in シンガポール ☆
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第8章 リージェント・シンガポールでリゾート体験

◇ リージェント・シンガポール-フォーシーズンズ・ホテル ◇

オーチャード・ロード、シンガポールを旅していると必ず出てくる地名です。市街中心部にあって全長3kmにわたるこの道路は、かつてイギリス植民地時代に果樹園(オーチャード)が並んでいたことからこの名が来ています。当時は文字通り田舎町だったこの一帯も、現在は高級ブティックやショッピングモールの立ち並ぶ、ショッピング・グルメスポットとして知られています。


われらの次なる目的地、リージェント・シンガポール-フォーシーズンズ・ホテルは、そのオーチャード・ロードから少し入ったタングリン地区という高級住宅街にあります。出迎えてくれたのは、セールスマネージャーのアンドリューさん。さっそくエレベーターに乗り込み、客室の見学に向かいました。
 

12階建て全440室、とにかく分かりやすい「ど~ん!」という感じのリゾートホテルです。最上階まで吹き抜けの、明るく広大なアトリウムロビーとシースルーエレベーター、豊富な緑に包まれた開放感のあるぜいたくな造りに圧倒されます。


ちなみに、リージェントというブランドは、フォーシーズンズとの合併やカールソンホテルズへの譲渡、台北の晶華国際酒店集団による買収などを経て来ました。その結果、現在フォーシーズンズが運営するリージェントホテルは、このリージェント・シンガポールだけだそうです。街中なので眺望は今ひとつですが、ベッドルームやバスルームも広く、調度品も高級感があり、随所にアジアンテイストが感じられます。


デスクには、I am FREE during your stay(入住期間・免責使用)と、2か国語で表示された無料レンタルスマホも用意してあります。われら一行の(ちょっとアナログな)一人がふとデスクに目を留め、「何でここにはコンセントが4つもあるのか!?」と、怒ったような口調で質問します。するとガイドのデイジーさんは、「それはネ、カメラでしょ?パソコンでしょ?スマホでしょ?・・・」。そんな光景を見ていたら、王貞治選手(当時)の出演していた大昔のボンカレーCMを思い出しました。


「王選手はどうしてホームランを打てるんですか?」、「ボンカレーはどうしておいしいんですか?」等の、返答に窮するような質問を浴びせる子供たちに対し、「それはネ・・・」と優しく回答していた王選手の姿が印象に残っています。でも、考えてみたら我々日本人にとっては、このG(BF)型230Vコンセントが4つあったところで、あまり役に立たないかもしれません、アダプターも4つ必要だし・・。
 

さて、客室の見学を終えてエレベーターを降りると、通路前方からありえないほどにウエストのくびれた美人がやって来ました。我々には一瞥もくれず、きらびやかな衣装をひるがえしながらつかつかと去って行った彼女は花嫁さんでしょうか?そういえばこのホテルには、専属のウェディングプランナーがいて、豪華な伝統的結婚式やハリウッドスタイルのパーティーも出来るのでした。

Regent Singapore, A Four Seasons Hotel - Luxury Weddings in Singapore 〕 注:音声が出て、新しいタブで動画が開きます。
 

レストランも充実しています。2階には、数々の受賞歴を誇る本格イタリアンレストランの名店「バジリコ」、店内にはプールを見下ろせるダイニングテラスもあります。同じフロアには古き良き時代のニューヨークを思わせる、高級ホテルバーの「マンハッタン」。雰囲気抜群のバーで、アメリカンスタイルの軽食と高級酒やカクテルを楽しめます。

 

Dining at Manhattan Bar at Regent Hotel. (写真提供/シンガポール政府観光局 様)

ロビー階には、イタリアンパティスリー(お菓子屋さん)のドルチェット by バジリコと、ティーラウンジがあります。ティーラウンジでは、平日のアフタヌーンティーが12:00~17:00と時間も早く、ランチを兼ねることが出来てとても便利。週末は、別メニューによるハイティービュッフェとなります。イギリス文化が残るシンガポールでは、観劇前の小腹対策兼社交場としてのアフタヌーンティーや、それより遅い時間で食事中心のハイティーという習慣があります。特にシンガポールのハイティーでは中国茶や点心を組み合わせるなど、独自の進化を遂げていてます。


下記リンクはハイティービュッフェのメニュー表ですが、あまりにも国際色が豊かで、もはや何料理なのかもわかりません。SUSHI とか WAGYU、WASABI、JAPANESE CUCUMBER (きゅうり)なんて言葉が次々に登場します。なお、ティーラウンジは毎日ピアノのライブ演奏つき。

Weekend High Tea Buffet - TEA LOUNGE 〕 注:新しいタブでPDFファイルが開きます。

・・というわけでうーん、われわれの泊まっているホテルとはちょっと違うかな。最後にアンドリューさんから、レーザーポインターつきのペンライトをおみやげにいただいて、ホテルを後にしました。



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