特別企画! THE WAY TO DUBAI
ドバイへの道〜現地渡航編

7章 Al Qasr 〜城下町の朝

ュメイラのホテルでアラブ名のものは、どれもアラビア語を上手にあしらったおしゃれなロゴマークを使ってます。ところで現地の発音ではアル・カサルは「アルカサァール」、ミナ・サラームは「ミナッサラーム」、バージュ・アル・アラブは「ブルジュ・アル・アラブ」といった感じです。ダル・アル・マシャフは発音しづらいのか、みな「サマーハウス」と呼んでいました。
アル・カサル ミナ・サラーム ダル・アル・マシャフ バージュ・アル・アラブ

宮殿の朝食 ◇

のマークの参考書、ではなくて馬のマークのアル・カサルで朝食です。本日は7時に起床し、例によってアブラでホテルの裏手に乗りつけ、きんきらエレベーターで移動します。着いた所は Arboretumという変な名前(植物園という意味)のレストラン。店内は落ち着いた雰囲気で広々としており昨日行った Khaymat Al Bahar(海辺のテント) と同様ビュッフェ形式です。

いたるところに馬のオブジェがあります 鏡張りのきんきらきんエレベーター

まず受付の名簿で名前を確認し、席に案内されました。ところが空席は他にいっぱいあるのに、何と左右両隣が日本人。これは偶然なのか、ホテル側が気をきかせたつもりなのか。ここが未開、辺境の地だったら、日本人に会った瞬間「同胞よ・・・」などと抱擁のひとつもしたくなるのかもしれませんが、仮にも高級リゾートです。しかしニョーボ河野はそんなことおかまいなしに、隣の若い女の子二人組に話しかけています。

おしゃれな階段の間には噴水が流れます 大きく空間をとったArboretumの店内

彼女たちはアル・カサルの宿泊客で、最大の悩みは「ビールが買えない」ということらしい。ビールに関しては残念ながら、モール・オブ・ザ・エミレーツあたりでノンアルコールビールでも買うしかありません。でも部屋はこれまで泊まったホテルの中では断トツに良い!とのことです、これはぜひ見に行かなくては・・・。とにかくここでパンケーキ、生ハム、ウインナー、スモークサーモン、サラダなど朝から大量摂取、おいしいジュースとコーヒーを飲んで腹いっぱいになりました。もちろん Complimentary Breakfast だから、食事代はタダ。

スシ」コーナーもあります 腹ペコなのだ

宮殿探訪 ◇

食後、ホテルの中を見て回りました。じゅうたんや噴水、シャンデリア等を多用したぜいたくな造りです。マディナ・ジュメイラのインテリアをデザインしたのは、Khuan Cheuという中国人女性で、彼女はジュメイラビーチ・ホテルやバージュ・アル・アラブのインテリア・デザイナーでもあります。ここにはピアシックを含めると9つのレストランやバー、ラウンジなどがあります。

クリスタルシャンデリアのエントランス 「菊の御紋?」のついたベンチ

Arboretumのすぐ近くにはArmoury(武器庫) Lounge というラウンジがありました。正午からの営業で今は誰もいないので、そっと中に入ってみます。その名の通りガラスケースの中には時代物の銃や剣などの武器が陳列されていて、テーブルの上には箱一杯に葉巻が詰まっています。ここは21歳以下は入店お断りの大人のラウンジだそうな。

Armoury Loungeに潜入! 武器に囲まれていると落ち着くのかな?

次に売店をのぞいてみると、いろいろなおみやげ品と一緒に雑誌を売っています。一番手前に並んでいる雑誌はイスラム教国とは思えない大胆な表紙!思わず手にとって中を見てみたところ、とてもまじめな情報誌でした。この雑誌は発行元アメリカではそれなりにそれなりの男性誌なのですが、おそらくそれのアラビア仕様なのでしょう。

ドバイ初日にも通された広いレセプション まじめな雑誌なのです

オープンカフェのあるところから、外の空気を吸いに建物の外に出てみました。眼下にクリークが流れ、周囲にウインド・タワーが立ち並び、その先にはバージュ・アル・アラブという、絵ハガキにでもしたくなるような風景が広がっています。マディナ・ジュメイラではダル・アル・マシャフだけでなく、ありとあらゆる建物にウインド・タワーが使われています。全部で257ものウインド・タワーが建っている光景は、まさに壮観。



宮殿のスイート ◇

「私は日本の旅行会社であって、お客さんに紹介するため貴ホテルの客室を見学することを希望する・・・」といった内容の話をニョーボ河野がロビーにいたホテルの係員にしましたが、「今は宿泊客でいっぱいなので難しいと思います、マム」と言われました。シーズン・オフというのに驚きです、特にこのアル・カサルは人気が高いので、予約をとるのが大変なのだとか。そこでいったん部屋へ撤退し、デニス・クエイド似の小太りバトラー君に相談してみたところ、彼は「ノー・プロブレム」と言いつつ電話をかけはじめました。そして関係各方面に話をつけてくれた上、ガイド役としてバトラー助手君を同行させてくれました。やっぱり、バトラーのいるホテルって良いなぁ。さっそくアブラに乗り、3人で再びアル・カサルへと向かいました。


各ホテルで見せてもらえる部屋は限られますが、アル・カサルで見学させてもらえたのはワンベッドルームのスイートでした。アラビア風の美しいアンティーク家具と壁に飾られた絵画の数々、大きなバルコニーに大理石のバスルーム、広々としたベッドルームなどなど、その豪華さには目をみはるものがあります。



マディナ・ジュメイラの中心にして、大邸宅スタイルのアル・カサルをドバイ渡航における宿泊候補地として「強く推奨」できるのは間違いなさそうです。さて、お次はアブラに乗ってプライベート・ビーチ沿いに建つ絶景ホテル、ミナ・サラームへ行ってみよう。

アル・カサルを正面から見たところ

真珠・パールコレクション


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