特別企画! THE WAY TO DUBAI
ドバイへの道


2章 UAEドバイ〜伝統文化と超近代的リゾート

バイのことを「UAEドバイ」と呼ぶことがあります。UAEとはUnited Arab Emiratesの略で、「アラブ首長国連邦」のことをいいます。地理的にはいわゆる「中東」の真ん中あたりで、アラビア半島北東部に位置しています(下の地図で赤く塗った部分)。日本はヨーロッパから見て「極東(Far East)」ですが、この辺りはその中間くらいだから「中東(Middle East)」と呼ぶそうですね。

UAEは首都のアブダビをはじめ、シャルジャ、アジマン、フジェイラ、ラス・アル・ハイマ、ウム・アル・カイワイン、そしてドバイの7首長国から構成されています。UAEの国旗はイスラム教の国に共通する赤・緑・白・黒の4色からなり、赤は「血が流された過去の歴史」、緑は「豊かな国土」、白は「清らかな生活」、黒は「戦争」を意味します。

ドバイは面積、人口ともアブダビに次いで2番目に大きい首長国で、現在の首長はシェイク・モハメッド氏。「ドバイ」が一般的ですが、「デュバイ」「ドゥバイ」等の読み方をすることもあります。

史的には古くから貿易の中心地として繁栄し、イスラム帝国やオスマン・トルコなどの支配を受けてきました。その後、19世紀のイギリスによる保護国を経て1971年に独立したので、比較的新しい国と言えます。1966年に油田が発見され、天然ガス等の資源も有する豊かな国になりましたが、今からほんの数十年前までは交易、漁業、真珠取りなどを営む小さな町でした。近年は石油依存経済からの脱却を図り、工業やビジネス・金融の中心地として、近代的なビルの立ち並ぶ大都会へと発展しています。



ドバイは住人の8割が外国人という超コスモポリタン・シティ。公用語はアラビア語ですが、英語も広く使われています。所得税、法人税、消費税などの税金が存在しない夢のような国なので、海外企業は積極的に進出し、労働者も大量に出稼ぎに来ます。

ところで中東というと、宗教対立→戦争→テロ→危険・・・等のイメージを持つ人もいることでしょう。しかしドバイも含めUAEは政治的・経済的に安定しており、犯罪の数も少ない国です。世界的に見ても治安が非常に良く、「日本より安全」とさえ言われています。外務省の海外安全ホームページによると、銃器の所持や売買春、賭博等は禁止されており、治安機関が優秀でテロ事件も発生していないそうです。


「世界一」をキーワードとして掲げるドバイ開発の中でも、特に観光開発のスケールの大きさは群を抜いています。バージュ・アル・アラブに代表されるような高級ホテル建設を核として、世界が驚愕する一大リゾート都市として、夢のようなプロジェクトが次々と進められています。現在、世界中の建設用クレーンの1/3がドバイにあるのだとか・・・・。

また、ドバイでは毎年多くの国際博覧会やイベントが行われており、2003年には世界銀行の総会も開かれました。スポーツで有名な大会は、賞金総額600万ドルという世界最大規模の競馬レース、GI ドバイ・ワールドカップ。そして欧州PGAツアーの主要大会、「ドバイ・デザート・クラシック」など。ドバイにはF1のサーキットを建設中で、モータースポーツやマリンスポーツなどの国際大会の誘致も積極的に行っています。


2004年、ジュメイラビーチ沿いに、複合リゾート施設「マディナ・ジュメイラ」が堂々完成。古代アラビアの町をそのまま切り取って来たような町並みにクリークと呼ばれる水路が引かれ、3つの高級リゾートホテルやスパ、150ものブテイックやレストラン、スークと呼ばれる市場が立ち並ぶ。そして、この広大な敷地を「アブラ」と呼ばれる水上タクシーで移動するという、まさにおとぎの国のようなリゾートエリア。上写真は敷地面積40ヘクタール(東京ドームの約10個分)を誇るマディナ・ジュメイラの、「ほん〜の一部」。

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