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☆ 弾丸ツアー in バンコク~世界一な夜景の旅! ☆

第6章 タワー クラブ ラウンジ~オーシャン 52 編

52階、タワー クラブ ラウンジの屋外には、オープンエアーのレストラン ブリーズ ( Breeze ) があります。ここはホテルを正面から見たときに、最上部にある金色のドーム部分の少し下、三角窓の突き出たところです(第3章のトップ写真参照)。18時に開店するアジア料理レストランで、ラウンジから屋外へガラス張りのスカイブリッジが伸びている、まさに天空のレストラン。


Breeze 52nd Floor/Sumptuous Asian Cuisine with a Breath of Fresh Air

◇ オーシャン 52 ◇

さて、ひと通りバルコニーからの絶景を堪能したので、服を着替えて52階のタワー クラブ ラウンジへと行きました。ここはラウンジの終了する18時以降は、オーシャン52 (Ocean 52) というカクテル・バーに変身します。ドレスコードがあるので、「お客様、そのお召し物ではちょっと・・」という、上流階級慇懃無礼的な状況をイメージするかもしれません。しかしドレスコードといっても、「スマートカジュアル」だから、男なら普通にサラリーマンの格好をしてれば文句ないし、ネクタイも必要ありません。高層階専用きんきらエレベーターで52階に移動し、受付で名前を告げると、受付嬢が笑顔で案内してくれました。


 〔lebua HOTELS & RESORTS 公式サイト/Ocean 52 (英語) 〕(新しいタブが開きます)


大きな板張りのテーブルに着くと、係のお姉さんがこれまた重厚なソファを引いて、順番に座らせてくれます。ラウンジには欧米人と、インド人風のお客が数組で、とても静かな雰囲気。さっそくタイのシンハービールを注文しました。こんな所では、日本式に「どもども」、「あ、ども」などと注ぎ合って即乾杯!などということは許されません。係のお姉さんがうやうやしくグラスに注ぎ終わるのを、ひたすら沈黙して待つのです。でもやっぱりシンハービールはうまい、地元では氷を入れて飲むこともあるそうです。何杯か飲んだ後でメニューを見ると、シーバスリーガルの17年物のようなすごいお酒も載っています。しかしあまり酔っ払ってしまうと夜に活動できなくなるので、次はワインを注文してみましょう。


ワインは赤と白がそれぞれ一種類ずつ用意されていて、二人とも赤を注文しました。面倒だからボトルごと持ってきてくれないかな、と思っていたら係のお姉さんがワイングラスとボトルを持って、ダンナ河野の席に来ました。そして、ボトルからほんの少量を注いで渡されます。久しぶりの「テイスティング」。一種類しかないのに意味があるのかな?と思いましたが、これは品質が劣化していないかを確認する作業だそうです。この場面で「Noと言える日本人」が一体どれくらいいるだろう、などと想像しながら「うむ」もしくは「結構」といった感じでうなずき、やっとこの緊張の儀式を終えました。


我々がやってきたのは5時ちょっと前なので、今はハイ・ティーの時間帯。朝6時にオープンするこのラウンジは、11時まではコンチネンタル・ブレックファスト、正午から午後3時まではランチタイム、3時から6時までがハイ・ティーの時間となります。ハイ・ティーの「ハイ」は、食事用の「高い」テーブルに由来する言葉です。イギリスには社交や、遅い時間に夕食を摂るための「小腹対策」として、アフタヌーン・ティーという習慣がありますが、ハイ・ティーはそれよりさらに遅い時間のもので、食事の比重がより大きくなっています。


とにかく何の時間帯であれ、タダ酒を飲むことができるのが、このラウンジの良いところ。次にフードコーナーをのぞくと、チーズに生ハム、鴨肉のスモーク、パン、チョコレート、フルーツにスイーツがずらりと並んでいて、とてもカラフルです。さっそく取ってきて、豊かな気持ちでお腹がふくれるくらい食べました。

ところで全室スイートルームのこのホテル、さぞや宿泊料金が高いと思われるでしょう。ところが実際には、世界各地のリゾート地とはまったく比較にならないほどの低価格。例えば日本でいうところのニュー〇〇や、△△パレス、グランド◇◇といった、中級程度のホテルの料金で宿泊できるのです。クラブハウススイートの豪華な設備と行き届いたサービス、卓越したコストパフォーマンスを考えると、もう少し知名度が上がってもおかしくないですね。


さて、外のブリーズはまだ開店していませんが、先ほどからドレスを着たモデルのような欧米人たちが、楽しそうに記念撮影をしています。どうやら外には自由に出られるようですので、もう少ししたら外に出てみよう。



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