ロケ地：パラオ～パレイシア・ホテル・パラオ　後編

特集！　ロケ地：パラオ

第６章　パレイシア・ホテル・パラオ　後編

かなり高級感の感じられるパレイシア・ホテルですが、今回見てきたパラオ主要ホテルの中での位置づけはどのあたりでしょう。まず単純に宿泊料金の比較から言うと、１位はやはりＰＰＲことパラオ・パシフィック・リゾート。続いてパラオ・ロイヤル・リゾートとパラオ・プランテーション・リゾートが同率２位で、パレイシア・ホテルが３位といったところでしょうか。１位、２位はやはりプライベートビーチやスパといった屋外施設にお金がかかっていますが、パレイシア・ホテルは地の利が優れ、屋内施設が充実しているという印象でした。

◇ パラオ最高層建築物 ◇

オサダさんに連れられてホテルの屋上にやってきました。パレイシア・ホテルはパラオで最も高い建築物であり、屋上には衛星放送受信用の巨大なパラボラアンテナが設置されています。毎年１０月１日の独立記念日になると、日本から花火師がやってきて花火を打ち上げるので、宿泊客はこの屋上から見ることができるそうです。

・・・というような説明を聞きながら、しばらくのんびりと屋上からの絶景を眺めようと思っていたのですが、曇天にも関わらずあまりにも日射しが強く、全員すごすごと退散しました。次にやってきたのは館内地下のフィットネスセンターです。ここは外からのお客さんは有料ですが、宿泊客はもちろん無料です。有酸素運動用には、自転車こぎとボートこぎ用のマシンが各２台ずつとトレッドミル（ベルトの上を歩くマシン）が４台あります。ウエイトトレーニング用には、バック（背筋）、アブドミナル（腹筋）、ロウイング（広背筋）、レッグプレス（大腿四頭筋、カーフ）、シットアップベンチ（腹筋）、チェストプレス（大胸筋、上腕三頭筋）、ペックデック（大胸筋）、カール（上腕二頭筋）の各マシンと各種ダンベル、バーベルがあります。

上写真でＪＡＬセールス九州のＮ川氏が乗っている機械は、中国製の「気血循環機」というやつで、足裏から細かい振動を与えることによって血液の循環を良くするものらしい。乗った瞬間に思わず「きゃあ」というくらいで、「かなり効く」そうです。なお、この階には男女別のドライ／スチームサウナとプールがあってもちろん無料、プール用のタオルはフロントで貸し出してくれます。さて、フィットネス・センターを出て２階に上がると、ミン（明）レストランという本格中華料理のレストランがありました。ただ、現在は台湾のお客さんが激減している関係で、普段は営業しておらず、完全予約制の宴会場となっています。１６０名収容の大宴会場が１つ、１２名収容のＶＩＰルームが３つあります。

１階ロビーに降りてくると、今朝バイキング形式の朝食を食べたデソメル・レストランとウエルツ・バーがあります。ウエルツ・バーは午後４時から開いていて、パラオの地ビールやオリジナルカクテルなどを開放感のある景色とともに楽しめます。なお、午後７時までの時間帯は、「ハッピーアワー」ということで、すべてのドリンクが２５％引きになるそうな。


デソメル・レストラン	ウエルツ・バー

デソメル・レストランは、西洋料理、中華料理、インドネシア料理がバイキング形式で出てくる不思議なレストラン。ウエルツ・バーと同様、窓からは海や島々と沈み行く夕陽を見ることができます。１３０人の入れる大広間の他に、２８名収容できるＶＩＰルームが２つあります。ＪＡＬセールス九州のＩ江さんが、「今夜はここで懇親会を開きましょう」と言ってたのでとても楽しみです。

最後に１階入口付近にあるお土産屋さんが、ＤＦＳギャラリアとアリー・ショップです。「アリー」はパラオ語で「こんにちは」のこと。パラオは島国なので独自の言語が発達していますが、戦時中の日本語教育の影響で日本語を話せる方が多く、日本語がそのままパラオ語になっているものもたくさんあります。

例えばセンキョ（選挙）、アブラ（ガソリン）、ベントウ（弁当）、チチバンド（ブラジャー）、ベンジョ（便所）、ウドン（うどん）、オキャクサン（お客さん）、ダイジョーブ（大丈夫）といった具合。オキャクサンとかダイジョーブとかいうのは、何となく会話している光景が目に浮かんできそうです。ちなみにインスタントラーメン全般のことを、パラオでは「サッポロイチバン」と呼ぶのだとか。

免税店の方には定番のマカダミアナッツをはじめとするお菓子類やタバコにお酒、香水やバッグのようなブランド品を売っています。どこからが免税店でどこからがアリー・ショップなのかよくわかりませんが、アリー・ショップの方には大量のＴシャツや民芸品のようなお土産が所せましと置かれています。さて、パレイシア・ホテルはここで終了。お次はバリ島をほうふつとさせる隠れ家的リゾート、「パラオ・プランテーション・リゾートへ出発です。

ロケ地：パラオ
旅行相談フォーム

ホーム

プランニングツアー